私立彩海学園高等部に通う高校一年生。
ごく普通の少年だったが、とある事件に巻き込まれ最強の吸血鬼である“第四真祖”の力を受け継ぐ。
大雑把でマイペースな性格だが正義感は強く、親しい者の危機には自らの命を顧みないほどの行動力を発揮する。性的興奮を覚えると鼻血を出してしまったり、女性からの好意に鈍いなど残念な一面もある。
私立彩海学園中等部に通う中学三年生。
第四真祖監視の任務を与えられ、獅子王機関から派遣されてきた見習い剣巫の美少女。古城の住むマンションの隣室に居を構え、私生活も含めて何かと世話を焼いている。
クールで真面目だが、日常的に美少女に囲まれる古城に対し、ヤキモチを焼くことも。
古城のクラスメートの美少女。“電子の女帝”の異名を持つ凄腕のハッカーで、人工島管理公社に高給で雇われている。
古城に対して恋愛感情を抱いており、アプローチもしているのだが、なかなか進展は見られない模様。当初は古城が第四真祖になってしまったことを知らされていなかったが、現在では彼の置かれている境遇について、ある程度は理解している。
聖殲に関わる者達からは“カインの巫女”と呼ばれ、特別な存在とされているが……?
古城のクラスメート。気さくな性格で交友関係は広いが、深い付き合いのある人間は少ない。浅葱とは幼馴染で、古城に対してなかなかアプローチが出来ない彼女のことを、もどかしく見守っている。
絃神島の設立にも深く関わっている大財閥の御曹司であり、人工島管理公社にも出入りしているなど、裏の顔もある。
緋稲古詠という、年上の彼女がいるが、最近は疎遠になりがちな模様。
古城の妹で、雪菜とはクラスメート。人懐っこく明るい性格、お喋りで男女問わず友人が多い。
かつて魔族同士の戦いに巻き込まれたことでトラウマを抱えており、重度の魔族恐怖症に陥っている。そのため、古城が第四真祖であることも知らされていない。
かつての第四真祖の力の一部が憑依しており、表層化してトランス状態になることも……。
本土での事件以降、古城に対して恋愛に似た感情を抱いてしまうことがあり、困惑している様子だが?
空間制御魔術の使い手で“空隙の魔女”と呼ばれる凄腕の国家攻魔官。彩海学園の英語教師でもあり、古城の担任教師をしながら、彼の動向を監視したり、時には世話を焼いたりしている。
少女のような幼い容姿だが実年齢は26歳。
獅子王機関に所属する舞威姫で、長身でスタイル抜群の美少女。
かつて雪菜とはルームメイトであり、彼女に対して実の妹のような愛情を抱いている。幼少期のトラウマにより男性が苦手だが、古城の人となりを知ってからは、彼に対して好意を寄せるように。
“六式重装降魔弓(デア・フライシュッツ)”煌華麟の使い手で、単純な戦闘能力では雪菜を上回る実力者である。
凪沙の前に現れた謎の美少女。普段はバイク用のヘルメットで素顔を隠している。絃神島には最近やってきたらしい。
どうやら凪沙のことを知っている様子だが……?
天才的な風水術士。
絃神島にしかけられた大規模な術式は彼の手によるものだと那月は推測している。
“タルタロス・ラプス”のメンバー。
軍事用ホムンクルスで、生体改造された発火能力者(パイロキネシスト)の実験体。
廃棄処分されそうなところを救われ、組織の一員となった。
“タルタロス・ラプス”のメンバー。
組織の情報工作を担当している。
彼女の脳内には常人の16倍もの微細化された神経回路が張り巡らされており、膨大な情報処理能力を誇っている。
“タルタロス・ラプス”のメンバー。
大型の狙撃銃で標的を狙うスナイパー。
幼い獣人の少女だが、人にも獣にもなりきれず、人間の姿に獣の耳が生えたような容姿をしている。
獅子王機関に所属する剣巫。雪菜より1歳年上で、彼女のことは「ゆっきー」と呼ぶなど、比較的仲がよい。
本土での聖殲派のテロ事件では古城に危機を救われた。
事件で懐かれた龍族の少女・グレンダを絃神島まで護送するため、船で島へと向かっていたのだが……。
唯里の武器“六式降魔剣・改(ローゼンカヴァリエ・プラス)”は、紗矢華の持つ“六式重装降魔弓(デア・フライシュッツ)”の量産型モデル。
可変機構は廃されているが、擬似空間断絶の特性を持っている。
獅子王機関に所属する舞威姫。唯里とは同い年で、コンビを組んで任務にあたることが多い。
聖殲派のテロ事件で古城の父・牙城と知り合い、ほのかな好意を抱いている模様。
グレンダの護衛で、唯里と共に絃神島を目指していた。
使用する武器は“六式降魔弓・改(フライクーゲル・プラス)”プロトV。
鏑矢で音響魔法陣を形成し、呪術攻撃を可能とする。
神縄湖の湖底で眠りについていた龍族の少女。
咎神・カインの“情報の器”だとされている。
巨大なドラゴンの姿に変身することができ、人を乗せて飛翔することも可能。
眠りから目覚めた際に唯里に保護され、それ以来彼女に懐いている。