キャラクター
暁 古城
CV:細谷佳正
私立彩海学園高等部1年。とある過去の事件により、世界最強の吸血鬼と称される“第四真祖”の力を受け継いだ少年。当初は第四真祖の力を上手く引き出せずにいたが、強敵達との死闘を経て、十二体すべての眷獣を使役可能となっている。“聖殲”を引き起こそうとしたヴァトラーとの戦いに勝利したことで、“夜の帝国(ドミニオン)”の王として、絃神島の実質的な支配者となった。複数の美少女達から好意を寄せられ、魔力補給のためのやむない(?)吸血行為もあって、意図せずハーレムを築きつつある。
姫柊雪菜
CV:種田梨沙
私立彩海学園中等部3年。獅子王機関から派遣されてきた“見習い剣巫(けんなぎ)”の美少女。第四真祖である古城の監視が任務であるため、彼の住むマンションの隣室に部屋を借り、何かと世話を焼いている。魔力を無効化する“七式突撃降魔機槍(シュネーヴァルツァー)”雪霞狼の使い手。激戦の最中、雪霞狼の副作用で模造天使(エンジェル・フォウ)化が進行し、剣巫として再起不能になりかけるが、古城の肋骨から作られた指輪により擬似的な“血の従者”となったことで症状は軽減されている。
藍羽浅葱
CV:瀬戸麻沙美
私立彩海学園高等部1年で、古城のクラスメイト。“電子の女帝”の異名を持つ天才的なプログラマーであり、人工島管理公社に雇われて絃神島で起こったトラブルの対処にあたることも多い。“カインの巫女”として“聖殲”を制御する能力があり、絃神島が聖域条約機構から攻撃対象にされた際には“咎神の方舟(カインズアーク)”を起動して武装、徹底抗戦の構えを見せた。古城に好意を持っているが、彼の周囲を取り巻く美少女達にヤキモキさせられる日々を送っている。
暁 凪沙
CV:日高里菜
彩海学園中等部3年。古城の妹で、雪菜とは友人同士。明るく人懐っこい性格だが、過去に巻き込まれた事件がトラウマとなっており、魔族恐怖症を患っている。本人は無自覚だが十二番目の“焔光の夜伯(カレイドブラッド)”の魂を宿しており、古城が第四真祖となったことにも気が付いていなかった。しかしヴァトラーから真実を知らされ、古城を救うために“妖姫の蒼氷(アルレシャ・グラキエス)”を召喚したことで衰弱。生死の境を彷徨うが十二番目の魂を六番目の器に移すことで一命を取り留めた。
煌坂紗矢華
CV:葉山いくみ
雪菜の元ルームメイトである長身の美少女。獅子王機関の“舞威媛(まいひめ)”で、呪詛と暗殺技術を極めた高い戦闘能力を有している。主な武装は“六式重装降魔弓(デア・フライシュッツ)”煌華麟。轟音を鳴らす鏑矢を放ち、高密度な呪文詠唱を可能とする。極端な男嫌いで雪菜を溺愛しているため古城に対しては嫌悪感を抱いていたが、共に戦ううちに好意を寄せるようになる。ラ・フォリアから「古城のハーレムの一員になる覚悟はあるか?」と問われ、しどろもどろになりながらも同意している。
矢瀬基樹
CV:逢坂良太
私立彩海学園高等部1年。古城のクラスメイトで親友。浅葱とは幼馴染である。“過適応能力者(ハイパーアダプター)”と呼ばれる能力者で、聴覚を拡張して周囲の状況を把握する“音響結界(サウンドスケープ)”や、気流を操っての攻撃などが可能。実家は魔族特区の設立にも関わった大財閥であり、そのため島内に様々なコネクションを持つ。“聖殲”事件で矢瀬家は現当主の顕重が失脚。異母兄である幾磨に担がれる形で矢瀬家の頭首を継ぐことになった。緋稲古詠という彼女がいるが疎遠気味。
南宮那月
CV:金元寿子
彩海学園の女性教師。高等部1年B組の担任で古城達のクラスを受け持っている。担当科目は英語。成人女性とは思えないほどの幼い容姿をしているが、彼女の本体は“監獄結界”の中で番人として眠り続けており、古城達の前に現れている姿は単なる依代のようなものである。国家攻魔官で、“空隙の魔女(くうげきのまじょ)”の異名を持つ空間制御魔術の使い手。“輪環王(ラインゴルト)”という騎士の姿をした守護者も使役する。
アスタルテ
CV:井口裕香
“人工生命体(ホムンクルス)”の少女。余命幾ばくもない状態を古城に救われ、那月が身元引受人となって彼女のもとでメイドとして働いている。医療用のホムンクルスとして製造されたため、高度な医療知識を備えている。“薔薇の指先(ロドダクテュロス)”という人工眷獣を使役する。
ラ・フォリア・リハヴァイン
CV:大西沙織
アルディギア王国の第一王女。王家由来の並外れた霊的資質を持つ絶世の美女で、アルディギアの誇る戦術支援兵器“疑似聖剣(ヴェルンドシステム)”を単独で起動可能なほど。自由奔放な性格で周囲を振り回すことも多いが、王族としての気高さと責任感も持ち合わせている。反面、腹黒でしたたかな一面もあり、政治的手腕にも優れている。古城を将来の伴侶と考えており、積極的なアプローチを試みてはライバルの女性陣を動揺させている。
羽波唯里
CV:千本木彩花
獅子王機関の“剣巫(けんなぎ)”の少女。雪菜より1歳年上で仲も良い。聖殲派のテロ事件で古城に助けられ、古城に好意を持っている。武装は“六式降魔剣・改”(ローゼンカヴァリエ・プラス)”。紗矢華の使う煌華麟の簡易量産モデルで、空間切断の能力を持つ。
斐川志緒
CV:本渡 楓
獅子王機関の“舞威媛(まいひめ)”。雪菜より1歳年上で、唯里とコンビを組んでいる。同じ舞威媛として紗矢華をライバル視しており、度々衝突している。使用する“六式降魔弓・改(フライクーゲル・プラス)”プロトⅢは紗矢華の使う煌華麟の簡易量産モデルで、鏑矢による呪文詠唱が可能。
グレンダ
CV:和多田美咲
神縄湖の湖底で眠りについていた龍族の少女。普段は幼い人間の姿をしているが、巨大なドラゴン形態への変身が可能。“ノド”と呼ばれる異界にある“咎神の方舟(カインズアーク)”の空間座標を知っており、存在が危険視されていた。現在は獅子王機関の保護下にあり、唯里達が面倒を見ている。
妃崎霧葉
CV:藤井ゆきよ
内務省の諜報機関“太史局”に所属する攻魔師の少女。“六刃(りくじん)”と呼ばれ、獅子王機関の剣巫と源流を同じくする戦闘術を使う。彼女の“乙型呪装双叉槍(リチェルカーレ)”は魔力を蓄積、増幅させる機能を持つ。古城のことは少し気に入っているようで、組織の垣根を越えて、助力することもある。
香菅谷雫梨・カスティエラ
CV:会沢紗弥
ロタリンギア正教の分派“聖団(ギゼラ)”の“修道騎士(パラディネス)”で、いつも身につけているウィンプルがトレードマーク。“鬼族(オグレス)”の生き残りで、斬りつけた相手の魔力を喰らって自らの力に変える魔剣“炎喰蛇〈ハウラス〉”を振るう。“恩萊島”という監獄結界を創り出し、第四真祖の監視役として半年を過ごした。本名が長く呼びづらいため、古城から「カス子」という愛称で呼ばれているが、本人は不満げな様子。